始まりの夢
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そして、今回、親のいない赤ん坊に憑かされた。 赤ん坊に憑かせれば、早い時期に氷淵の魂を完全に身体を乗っ取らせることが出来ると一族の長老が考えたからだろう。 しかし、氷淵は違った。 赤ん坊に対して、親心を持った。 そして、氷淵は何としてでも、この赤ん坊の精神消滅を阻止しようと考えた。 『俺がこの赤ん坊を、夢焔を生かしてみせる。』
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