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朝の5時ピッタリに部長達が迎えに来た。 玄関で麻衣と部長のラブラブぶりに呆れながら重い足を迎えに来た車に向け後部座席に乗り込んだ。 「濱野さん。おはようございます。」 「おはよう~今田君。あんたも部長に振り回されてるねー。」 運転席から顔を後部座席に向け爽やかスマイルで挨拶する後輩【今田 俊平。25歳。独身。】。 はは…可愛い顔して。オバチャン癒されるよ。 「僕は大丈夫です。朝は強いんですよ。濱野さんは相変わらず朝が弱いですね。」 「低血圧なのよ~。朝は嫌いだね。」 あはは…と2人で笑い合っていると部長が助手席のドアを開けて乗り込んだ。 そして今田君の運転で駅に着き、新幹線に乗り出張先へと向かった。 「そうそう。部長!麻衣から。」 「おぉ~忘れてた。ありがとうな。」 出張先に行く間に麻衣から預かった紙袋を部長に渡した。 てか玄関で直接渡せよ!っと心で思いながらも中身が気になっていた私は紙袋に手を入れガサゴソ中を見ている部長を見ていた。 その視線に気づいた部長が、 「なんだよ濱野。気になるか?」 っとニヤニヤしながら私を見ていた。
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