story0

4/12
前へ
/16ページ
次へ
あの後、どうやって家に帰っ か忘れるくらいあたしの頭は 與くんでいっぱいだった 実彩子に言おうか、どうしよ うか… そなことを考えているうちに いつものように実彩子が迎え にきた 「おはよう、千晃。」 「おはようっ!!」 実彩子は幼馴染みであり親友 昔からずっと一緒で喧嘩もし たことがなかった 背が高くて、頼りになる そんな実彩子が大好きだ 「行こうか?」 「うんっ♪」 実彩子と登校するのは幼稚園 の頃から変わらない だけど大きくなるにつれ、 実彩子の隣にいることが少し 嫌になることがある けして実彩子が嫌いな訳じゃ ない ただ実彩子はとにかくモテる 美人で背が高くしっかりして いて、美人な顔にショートカ ットがよく似合う あたしはというと、 身長は低いし、おまけに童顔 更にはボブヘアが余計に童顔 を引き立てる 昔からいろいろな人に言われた 「実彩子ちゃんはしっかり者ね」 「実彩子ちゃんは美人ね」 「千晃ちゃんはお人形さんみたい」 「いつも実彩子ちゃんの後ろにいるのね」 その差はなんなんだろう
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

185人が本棚に入れています
本棚に追加