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B「わかった」
A「この流れでわかってくれたの?突然の覚醒?」
B「私のパンチの強みは重さじゃなくてキレだってことを証明する」
A「わかりかたのベクトルが違いすぎるよ、話の本筋からズレがスゴいよ、打者の手元で曲がるスライダーかよ」
B「え?スライダー?」
A「良いよそこは、顔赤らめてる俺を見て察してよ、滑ったの感じ取ったんだから突っ込むなよ」
B「スライダーってあの?プールにある?」
A「違うよわかってなかったの?プールにあるスライダーだとしたら打者の手元で曲がるって何だよ、どこで野球やってんだよ」
B「野球の話なんかしてないでしょ!」
A「・・・もうわかったよ、とにかく君に直して欲しい所を」
B「今はパンチの質の話でしょ!」
A「違うよ、0点だよ、おまけで三角もつけられないよ」
B「何がしたいの!?」
A「別れたいよ、一刻も早く別れたいよ」
B「嫌よ、私貴方から離れたくない」
A「デジャヴなの?」
B「別れないって言うまで続ける」
A「こえぇぇぇぇ、俺の意思無視する気満々じゃんこえぇぇぇぇ」
B「もしも撤回してくれないなら・・・・」
A「なにする気?ドメスティックな何かをする気?」
B「死んでも別れない」
A「ループじゃん、ループルート入ってるじゃん、やだよ別れてよ」
B「逆に聞くけど」
A「なに」
B「何で別れたいの?」
A「やっと戻れた、長かった」
B「乳首の片方に長い毛が生えてるから?」
A「違う」
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