あの日の記憶
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俺らは怖くなり泣きながら 母さんと親父の名前を叫んでた。 次第に落ち着きを取り戻した 恭が俺に 「 一緒に二階を見にいってみよう 」 と提案した。 恭は三人の中で一番落ちついていた。 だからその時の俺は恭に頼るしかなかった。 震える足で二階に登る。 何度も母さんと親父の名前を呼びながら。 ー
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