あの日の記憶
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二階には俺らの部屋がある。 だから、一つ一つそっと見ていった。 だけどそれらの部屋は いつもと変わらなく、 不気味なくらい整っていた。 しかし、母さんの寝室にいったとたん いきなり隣にいた恭が震え始めた。 「ね、ねぇ、お兄ちゃっ、あれ、お母さんの、、、」 俺は恭と一緒に 震える足をどうにか動かし 母さんのベットの上に 置いてあるものを見た。 ー
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