◆前書き

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◆前書き

・舞台背景  昭和20年(1945年)8月15日正午、昭和天皇が玉音放送で「終戦の詔書」を放送から50年後以上。しかし、現実と異なった歴史をたどることとなった。  雰囲気は現代の日本と酷似しているが、どこか違和感がある。  ケータイや電化製品、ガスなども当たり前のように出てきます。   大日本帝国(だいにっぽんていこく) 東の島国 軍警察(ぐんけいさつ) 犯罪の治安の維持などの活動、起こった犯罪についての捜査や犯人逮捕などの活動を行う組織 レイン・リフ・コーポレーション 医療関連を皮切りに急上昇する大企業 怪異(かいい) 「人」とは異なる存在 世津谷市(せつたにし) 都会なわけでもなければ田舎なわけでもない曖昧な地方の市 弓生山(ゆみざん) 東部に位置する山。元々ここら一帯は弓生山となっていた 黒戸区(くろべく) 世津谷市の南部の区。世津谷市では、主に歓楽街や駅、図書館や役所などがある。 霧野区(きりのく) 世津谷市の北部にある区。世津谷市では、主に移住区となっている。東に近ければ、上流階級者の屋敷が並ぶ。 淵成川(ふちながわ) 世津谷市を北南に分ける太く深い川。淵成川には七つの橋がかかっている。 氷室病院(ひむろびょういん) 霧野区でひっそりと営む小さな病院。医院長にして唯一の医者が、氷室徹弥。 アウン教 黒い少年を教祖として崇める小規模な教団 伍道家(ごどうけ) 世津谷市で有名な旧家。茶道、香道、武芸、書道、華道と各家がその芸能に長けている。
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