プロローグ

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四畳半ほどの小さな部屋。しかも壁も床も天井も全てが岩?のようなもので作られており、古びた椅子と机、簡素なベッドしかない。 ベッドの上では一人の青年が眠りから覚めており、あんぐりと口を開けて途方に暮れている。 「いったい何処だここは?つかなにも思い出せん」 青年は記憶を失っているようだった。ベッドから立ち上がった青年は辺りを見渡す。 すると古びた机の上にランタンと紙を見つけた。 「おっ!?紙?いや羊皮紙か?とりあえず現状なにもわからん。書かれてる内容を確認するか。」 青年は羊皮紙に記されている内容を確認した。
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