第二章…小学5年

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冬(宿題忘れ居残り) センコー「そろそろ暗くなって来たし続きは明日にしようか?」 私「ですねー」 私が帰る準備を始めると ガラガラー(扉が開く) 忘れ物でも取りに来たのか?突然Yとその友達が入ってきた。 センコー「あ! そこの男子達!! ちょうどよかった。 Y君、今からKさんと一緒に帰ってくれない?」 Y「え…? 何でですか!?;」 センコー「暗い夜道は女の子1人じゃ危険だからよ。 ね、Kさんもその方が安心でしょ…?」 私「…やだ」(小声) Y「プッ! こいつおもしれぇな(笑)」 私「!!!?」不意にYと目が合ってしまう センコー「あらら、即答(笑)」 Y「ッ…てか冗談言うのやめて下さい!」 センコー「これでも真面目に言ったつもりだったのに…」 Yと友達「絶対嘘!」 センコー「だったら、M君一緒に帰ってあげなさい。 ほら、家近くだし(笑)」 M「い…いや、遠慮しときます;」 私「やだ! 先生いくら冗談でも酷い。 一人で帰れるから大丈夫です!」 Y「だってさ(笑) そんな訳で俺達も帰ります」 センコー「一緒にぃ?(笑)」 私.Y「べ・つ・べ・つ・に!」 それが初めて話した? いや正確には言葉を放ったきっかけかな。 それまでホントに知らない奴でまだ何とも思ってなくて…お互いに「変な奴だな」って思ってただけなんだと思う。 ↓ 学校帰り居残りのことが気になり出した。 それとあの面白いって言った奴。 (私のこと馬鹿にしたんだよな絶対! …そういや、こんな風に男子と話したの初めてだ。 面白い…? 私のどこが? 私には何もないのに…) ↓ 人の趣味に合わせて生きている自分に疑問を感じてきた。 この頃から後ろ向きな考え+内気だったんだと思う
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