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その後は朝食を食べて時間に余裕を持ってただいまお兄さんと一緒に登校中です。
「ふうっ……相変わらず春の料理は旨いし天気もいいし俺は幸せだな」
「そんな!?天気はいいですが私の料理はまだまだですよお兄さん」
「そんなこと言うなって。いつも言ってるだろ、自分に自信を持てよって」
「はいっ……」
いつも私に対して優しく笑顔で話しているお兄さんには感謝してます。私はある出来事から苦手なことを抱いてしまってます。ですが、そのことからお兄さんは向き合ったうえで私に接してくれてる。こんなに嬉しいことはありません。
私のお兄さん、梶山真司さんは身長は177㎝で、顔は中性的で女の子が理想的にするような形に整っています。髪型は薄く茶色が入った髪にワックスはつけていませんが、癖で少しはねています、ですがその癖のある髪がかっこよさをさらに引き出しているのです。さらに運動神経抜群、勉強も出来る。性格も誰にでも優しくて、笑顔で接して話す人見知りしないとても良い性格。本当に完璧なお兄さんです。自分で自覚がないのがまたお兄さんらしくていいのですが。先程も挙げた通りで難点があるとしたらオタクだということです。
私ですか?私は身長は154㎝しかなくて顔も普通のどこにでもいる女子高校生ですよ。髪型は黒髪で肩から左右に別れるようにしシュシュで両側を結んで前側に髪を出したツインテールという髪型で登校しています。髪は腰まであるため学校だと邪魔になるのでツインテールにしています。。艶もあまりない髪ですし、顔も普通だと私は思っています。だからお兄さんに好かれるような女の子にはなれなそうなのですが……。
そうしながら歩いていくうちに同じ高校に通う生徒達が多くなってきた。私達が通るたびに登校している人達が私達を見てきます。
私はその特定された視線に無意識に震えていた。
「大丈夫か?春?苦しくないか、無理するなよ」
お兄さんは私の左肩に手を置いて聞いてきた。私に対して心配してくれているんだと思うと涙が出そうになります。ですが心配させないようお兄さんに笑顔見せながら答えた。
「心配させてしまいすみません、私は大丈夫ですお兄さん、最近は慣れてきましたから」
「本当にだな春?無理は絶対するなよ」
「はいっ、お兄さん!」
「んじゃ急いで学校行こうか!」
そして高校に私達は向かいました。
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