1人が本棚に入れています
本棚に追加
快眠の邪魔をする不快な音が鳴り響く。
「ふわあっ……」
不快な音の原因の目覚まし時計のスイッチを押して音を止める。
「くうっっ……うぅん……」
私はベットの上で上半身を起こして背伸びをした。
おはようございます。はじめまして。
私は『梶山 春(かじやま はる)』と申します。
私は普通の公立校『春風総合高等学校』という名前の変わった高校の一年生です。
私の朝は早いです。すぐに登校できるように準備し、制服に着替えて、一階のキッチンで昼食のお弁当を作って同時に朝食も作らないとなりません。
私達の両親は外国でお仕事をしているため両親に甘えることは出来ません。つまり私達で生活をしていかないといけないので毎日の日課です。今両親はフィリピンにいるみたいです。
「これでよしっと……」
バランスの良い朝食にお弁当もできました。春風高校に入学して1ヶ月が経って大分この生活に慣れてきました。まぁ両親がいなくなった生活は中学3年生からだったので慣れてはいたのですが新生活とはそういうものらしいです。
「そろそろ起こす時間かな?」
テレビに映されてる時刻は私達の約束してる時刻に近づいてました。
私は二階に向かい、ある部屋の前に来ました。
「いつもなんだけど緊張しちゃうなぁ……恥ずかしいというか……」
そう私には大切な想い人と同時に兄がいます。
「お兄さん、起きてください!朝ですよ!」
「んくっっ……すうっっ……」
そう私はお兄さんのことが好きになってしまったのです。
最初のコメントを投稿しよう!