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「はぁ、我らが隊長さんは寝ちゃいましたよ」
「とりあえず俺らはもう少し探すか」
30分後、俺はというと…
「……ふわあぁ…
ん…?あいつらどこだ?
…ったく、迷子かよ…しょうがねえな…
『魔力探知』
!!居た…ここから徒歩10分ってところか…ふわぁぁ」
そう呟いた後、まだ寝ぼけていたのか寝ぼけ眼・千鳥足で学園内に入っていった(自覚はない)
そしてギルガとフェイルが見つけられなかった生徒を見つけるのだが……
「…だれ?……答え…ない…と…『黒滅の…槍』…」
身長150cmくらいで黒いコートを羽織り、フードを深々と被っていた。
声からして女の子のおぼしきその子はもし不審者だったとしても反撃できるよう、魔法で作った槍を俺に向けて構えていた。
まぁ、寝ぼけていたかもというのは自覚していたが、さすがに不審者に疑われるとキツいな……
「ん?…あぁ、悪い。黒魔ガイアという。
道に迷っちまってな、学園長室は知ってるか?」
そんなことを思いながら自己紹介すると、俺を不審者ではないと分かったようで、その子は学園室の場所を教えてくれた。
?「…そこを…右……次…左……
……前に…見える…
……新…入…生?…」
「あぁ、新しく入る。
道案内ありがとな。」
礼を言った後ギルガとフェイルの方へ向かった。
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