同盟

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武は、島清興が横山城へ向け旅立つと、岐阜城へ戻るのである。 途中で、サスケの部下に、三河の徳川家から使者が岐阜城に訪れていると聞かされ、急いで戻る事にした。 サスケに話しを聞き、使者に会いに行くと、 徳川家家老・酒井忠次が待っていた。 武「待たせて済まない。 白鳥家当主・白鳥武である。」 酒井「某、徳川家家老・酒井忠次と申します。 徳川家康様より書状を承っております。」 武は、忠次から書状を受けとると、内容を読み、 武「分かり申した。 では半月後に。」 酒井忠次が部屋を後にすると、サスケが話し掛けて来た。 サスケ「殿、書状にはなんと?」 武「半兵衛がやってくれた、徳川との同盟だ! 半月後に、尾張善照寺にて徳川家康と同盟を行う。 多分、不可侵同盟になるだろう。」 竹中半兵衛の交渉により、白鳥家は徳川家と同盟を成す事になる。 徳川家康は、白鳥家からの同盟を喜んでいた。 織田家が滅亡した為、清洲同盟は破棄され、 徳川家は、美濃 尾張を平定した白鳥家を警戒しなくてはならなくなった。
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