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なんで俺が…と土方は思った。
沖田
「奈都さん。僕がおんぶしますよ(笑)」
原田
「いや!奈都は俺がおんぶする!」
沖田と原田は
俺が…僕がと騒いでいるが…
奈都には関係なく…
奈都
「いやだ――――っ。としじょーがいい!としじょーおんぶぅぅ」
と言いつつ
両手を差し出す奈都。
土方は
驚きを隠せない…
なんせ…奈都は幼稚園児。
見た目は17歳なのだが
頭の中は幼稚園児なのだから…。
「仕方ねぇな…」とため息を付きながらも
おんぶをする土方。
キャッキャッと笑う奈都は…
土方の背中の温かさに…
眠ってしまった。
土方は
クスリと笑みを溢すと…
自室にある敷き布団に
そっと…寝かすのであった…。
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