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沖田
「ヒイッ!…」
悲鳴を漏らさないよう
手で口を覆う…
その頃
土方歳三は
やっとの思いで
二階に到着…
「ヒイッ!」
「ウォォ!」
鳴き声や悲鳴が聞こえるなか
土方歳三は顔色1つ変えずに
武市の部屋に入った…
目を見開いた土方歳三は
壁一面に貼られた紙を破くと
土方
「やってくれるじゃねぇか…坂本。」
何度も言います
土方さん
龍馬さんは無罪です。
ワナワナと手に拳を作ると…
武市の部屋に移動。
部屋を覗くと
目を見開き
中に入る。
蝋燭一本だけ灯る中から
貞○が
ゆっくりと出てきた。
これには
土方歳三も………
土方
「ギャアアアアア!!!でたあぁあぁ!!!」
男土方歳三は
ガタガタ震えながら
武市の部屋を後にした。
その頃
中岡の部屋に到着していた沖田は
おもちゃの猫で遊んでいた。
沖田
「かわいいなぁ…」
部屋の中には
ぬいぐるみが沢山
あちこちに転がっていた。
勿論
音楽は…
「となりのト○ロ」
「サザエ○ん」
「ドラえ○ん」
土方
「総司!何遊んでるんだ!坂本を探せ!」
沖田
「えぇ?僕嫌だなぁ…土方さんが探してくださいよ~」
チッ…
と言いながらも
土方歳三は坂本探しに必死だった。
沖田は
ぬいぐるみと
戯れ中…
沖田さん
ぬいぐるみ…似合ってますよ(笑)
中岡の部屋を出ようとした時
視線を感じた土方…
視線のある方に歩き始める…
グォォォ…
バイオハ○ードに出てくる
ゾンビが土方を襲う。
土方
「ヒィィ…!そ…そそ総司!で…でで…でたあぁあぁ!」
懸命に沖田を呼ぶ土方歳三。
沖田も仕方なく
土方の部屋に体を向け
立ち上がると抜刀した。
沖田
「ほらほら。斬っちゃうよ?痛いよ?良いの?」
ゾンビは
何にも反応しない…
リアルに作られた人形だからだ。
沖田
「なんだ。人形じゃない…」
タメ息を着くと
坂本の部屋にたどり着いた。
ピチャ…
ピチャ…
水滴が落ちる音が
先程より
大きく
沖田は…警戒しながら部屋に入る。
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