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これが部活の発祥の元だ!
「ごめんなさい」
春麗かな一日、夕日の陽が当たる、放課後の教室の中で、その声が響き渡る
中には男女ふたりが立っている、男子生徒はその答えを聞き茫然と立ち尽くしている
「え・・・・・理由を聞かせてもらえると・・・」
「ごめん、用事あるから私はこれで」
そこから女生徒は少し泣きそうになりながらも教室から出ていく
教室の中にはその男子生徒だけが残され、部活の声だけ教室に充満する
「・・・・・・っく、僕はこれからどうしたらいいんだ」
そのまま男子生徒は泣き崩れる
そのあとに校内中に部活の終了時間を示す鐘がむなしく、無感動に鳴る
その男子生徒をあざ笑うかの様に、長く、高く・・・・・・
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