過ちの第一章

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私の相棒は怯えていた。 「うわ…うわ……」 私にしがみつきながら一点を見つめる、 その視線の先には我が家のテレビ。 今や知らない人はいない有名ホラー映画。 その新シリーズ公開を祝してテレビでは今までの作品を放送していた。 とどのつまりホラー映画にビビっているのである。 私の相棒は。
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