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僕はその色別絵画大会を主催する『色別絵画大会実行委員会』、略して『かいじつ』に所属している。
『かいじつ』は自分の色の場所の最終決定ができるので、なかなかに楽しい。
そんな『かいじつ』の第一回目の集会が開かれた日、僕は目を疑った。
あのピアノを弾いていた少女が、来ていたのだ。
確かに彼女が『かいじつ』に入らないという可能性はゼロでなかったが、まさかこんな形で彼女と関わりを持つことになるなんて予想もしていなかった。
だから彼女を見つけた時、気が動転してしまった。
集会の間中、僕の心臓はうるさいほどに高鳴っていた。
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