キミがいない朝

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最近よく夢を見るんだ。 そう、どれも同じような夢・・・。 ――― 「いい名前だね。」 ――― ・・・私の名を褒めてくれるあの人は、一体誰なんだろう。 ――― 「じゅんくん。」 ――― 夢の中の私は、彼の事をこう呼んでいた。 ・・・これは正夢なのだろうか。 もしそうじゃないのだとしても、毎回このシーンだけがとても印象に残る。 そして目覚めても、私はこの名前を必ず覚えていた。
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