プロローグ

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終業式終了後… 正樹「あー…相変わらず校長の話が長かった…」 式では、ほとんど座りっぱなしで校長や生徒指導の先生が長々と話を聞かされた。 だが大半は武装神姫の話であった… 現在は担任の先生待ちのため、生徒達は席を立ち歩き会話をしている。 豪太郎「なぁマサ、あとでさ武装神姫部の部室に来てくれるかー?」 正樹「今日は神姫を持ってきてない。明日にしてくれ。」 彼は、豪太郎のバトルの誘いを断った。 前から誘われていたが、特にバトルに興味が無かったため断り続けていた。 しかし何か様子がおかしかった。 豪太郎「珍しいな…お前はいつもなら『やる気ねぇよ!!クソ狸!!他に当たれ!!』って言うのによ…」 いつもなら暴言を吐いて誘いを、断っていた正樹だが今回は異様に柔らかい断りかただったのだ。 正樹「少し興味を持った。今日は神姫センターで練習してくる。」 豪太郎「……分かった。しかしお前らしくないな…」 豪太郎は少しだけ考えて、了解した。 そのあと席に戻っていった。 豪太郎が席に座った瞬間、先生が教室に入ってきて本日のホームルームを手短に終わらせて、解散となった。
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