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「おお、ノエル様も魔王様と王妃様に似て何とも先が楽しみなお顔をされている」
そう言いながらあの恐ろしい顔をこっちに近付けて来る。
「そう言って頂けて嬉しいのですが、出来れば儀式の方を先にお願い出来ますか?」
必死に抵抗しようとするがゾ○マは笑顔になり・・・。
「何とも勇ましいですな、流石はノエル様です。無事此度の儀式も成功致しましょう」
こいつの笑顔とかねーから。
顔は近付けたまま、今度は色々な所を触ってくる・・・かなりのトラウマ物だ。
なす術も無くされるがままで最悪な状況だったがそれを見兼ねた母上が止めに入ってくれた。
「ゾ○マ、何だかノエルが嫌がっているわ。そろそろ止めて頂けると嬉しいのですが?」
「そ、そうでしたな。それではノエル様をお預かり致します」
そう言われやっと俺はラスボスから解放されたのだった。
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