そんな儀式で大丈夫か?(後編)
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「邪神様が戻られました」 今まで側に控えて居たゾ○マが話を切り出す。 「やっと終わったのですね?」 母上も緊張が取れたのか、俺に近付き頭を撫でてくれた。 「これにて神託の儀を終了します、私は邪神様が我々に記された紙を魔王様へ届けて参りますので王妃様はノエル様と一緒にお休み下さい」 こうして何とも言えない神託の儀式は締まらないまま終わりを迎えてしまったのだった。
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