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「向井奈央いるでしょ?向井探偵事務所の。そいつを脅しにいこうとしたら亮にこんなのを渡す面白い子を見つけたわけ」
「へぇ」
双子さんの片割れが私が渡した『小魚くん!カルシウムたっぷり!!』を見せながら言います。
「「で、僕ら面白そうだから今探してる庶務にしたらどうかなって思ったんだけど…」」
「かいちょーがご立腹で」
双子さんの話に悟ったように可愛い男の子は言います。
「だから副会長の僕の承認がいると?」
「「そーゆーこと!」」
「はぁ。いいんじゃない?どうせあんなの雑用だし」
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