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付き合うとなると、夫との関係を早く整理しなきゃいけません
愛情なんてむしろ無いし、多分一生赦すことなど不可能なほど憎んでもいました
それでも毎週日曜日には顔を突き合わせて買い出しに行かなくてはいけない
こんな苦痛は耐えきれないし、車という密室で夫と居ると認識するだけで、過呼吸の発作が酷かった
愛していた分、された仕打ちが深く心に刻まれていて
こいつと完全に別れるんだと考えると、妙な安堵を感じた
先の事はまだ見えないし、彼と付き合うから別れるといっても、私は働けないから生活に困る
付き合うと決めた段階で、その事が一番の心配でもあった
それからは毎日通わなくてもいいようにと、お互いSoft○ankの携帯を契約し、毎晩仕事が終わった瞬間から家に帰る道中も、タダの時間帯いっぱいまで電話をしてた
『今仕事終わったで!』
から
『おやすみやで!』
まで
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