出逢いは唐突で激しく

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なんだかんだで蛍は見れなかったけど、やかましくて面白い人だったなぁ 帰り道そう思いながら歩いていると、携帯が鳴った 【着信:○○○○】 ↑これフルネームで今でもそのまんまです どうしたの?って訊くより早く 『もう電話してもうたわ!』 なんか歩きながらそのでかい声を聞いたら笑えてしまって 『声が大きいよ~』 『ちぃの声が小さいねん!』 ん~…まぁいぃか… 『運転中は携帯電話ダメだよ~危ないし捕まるよ~』 『心配してくれてるん?!なんか嬉しいやん!』 『ってか私マンション着いたし、エレベーター乗ると電波切れるかも~』 『おぉ!ちゃんと着いたんならええねん!今日ホンマに楽しかったわ!おやすみやで!』 そんな大声でおやすみ言われたこと無いし、切ったあとかなり1人でウケてました(笑) マンションのエントランスで、私完全に不審者と化して、怪しい思い出し笑いをしながら部屋に帰った 特にそれ以上の感想は無かったので、翌日まさかの襲来に驚いた
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