4人が本棚に入れています
本棚に追加
「ねぇ、この後どこ行く?」
「ゲーセン!!」
「え~?ゲーセン?うるさいから却下。伊織は?」
「図書館」
「図書館…」
「真面目だなぁ…伊織」
「拓真よりはマシじゃないかな」
「てめぇ…💢」
皆さん、こんにちは。神崎月です。ちなみに高校二年生。私の両隣にいる男子は、私の幼馴染み。黒髪が森野拓真、水色髪が奥村伊織。二人とも、私の大切な人達なんだ。
「そう言えばさ、昨日変な夢見た」
「「夢?」」
「うん…"早く私の元へ"って…"早く見つけ出せ"って…暗闇の中で声が聞こえるの」
「…声ねぇ…」
「まぁ、あんまり気にしない方がいいよ。ね、拓真」
「そうだな!!伊織の言う通りだ!!気にしすぎると頭がハゲになるぞ!!」
「……うん…」
「「……」」
やっぱり、気になるよ…だって、あんなに寂しそうな声ー…今にも泣きそうで…
最初のコメントを投稿しよう!