4人が本棚に入れています
本棚に追加
雅side
「なんや?今の」
「フフフ…あの子、私に敬語使ってたから…」
「あぁ、それで…」
納得いった。いきなり名前呼ばれたからビックリしたけど…
「なぁ、桜華」
「ん?何?」
「桜華は…何で月詠守護者になったんや?」
「理由はないわ。ただ…」
「ただ?」
そん時の桜華の笑顔が、綺麗で思わず見とれてしもうたー…
「あの子を守りたい気持ちは、誰にも負けないことは確かよ。あんたもそうでしょ?雅」
「まぁのぉ…俺も、桜華には負けられへんわ!!」
「そうね(笑)お互い、頑張りましょ」
「おぅ!!」
俺達は笑い合ったあと、早足でゆとりの間に向かった。
月side
「はぁ…」
「どうしたんですか?月さん」
「あ、真央君。おはよう」
「おはようございます」
ゆとりの間に向かう途中迷子になり、私は廊下で迷っていた。そんな時、後ろから真央君がやってきた。
「溜め息なんか着いてると、幸せ逃げますよ?」
「それがさ、さっきそこで雅さ…雅に会って…」
最初のコメントを投稿しよう!