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キルリの吐いた言葉にミュウは手
を上げた。完敗だったのだ。
「愛の勝利か…わかった
こちらでも彼を見直してみるよ。
貴方と居ることでいいほうに転が
ったのは確かだしね…
確率は100とはいかないけど…
未来にかけてもいいよ。上官」
笑顔でメモに書き込み、ミュウは
キルリに笑った。
キルリもキルリでやっと笑顔にな
り、ミュウに感謝を伝えればミュ
ウは手をヒラヒラさせて口に出し
た。
「いいよ…そのかわり上官には未
来、女性になって貰おうかな?」
そう言い、キルリにあることを耳
打ちすればキルリは顔を真っ赤に
し、固まってしまい、ミュウはし
ばらく笑っていたのだった。
「きっと最高にウェディングドレ
スが似合うと思いますよ?」
FIN
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