深海少女と雪

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「やっほ、キルリ上官」 「久しぶりです ミュウ大佐」 死神少女 最高位 ミュウ。彼女が わざわざキルリの元へ訪ねてきた のだ。 「どうかしましたか?」 「んー…、死神世界が乱れててね 」 砕けた口調は職務外だから。そん なミュウが切り出した言葉にキル リは口を閉ざした。 「貴方が悪党に送った死神は相変 わらずだからいいけど…こちらが 荒れると、あちらも荒れるのよ。 貴方は幸いカマイタチ…同じ鎌を 使う種族…よかったら死神になり ませんか?キルリ・ルーチェ」 しかしそれにキルリは即答した。 「なりません。 私は、今は私だけの存在ではあり ません。」
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