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美穂『あっあっ!あくまぁぁ!!??』
私の目の前には、空中に浮いていて黒い立派なツノを生やしたまぎれもない悪魔がいる。
母『かわいいでしょぉ☆』
無邪気に笑う母。
なにが?人に、相談しないで?勝手に!何が家族になるよ?
母『美穂、家族になってもいいかしら?』
お母さん、どういう状況で聞いてるの?相手は、もう荷物持って来てるんだよ?
美穂『……いいよ。もういいよ!!』って言うしかないでしょ?
琉千亜『……ごめんね?僕のお父さんが……』
悪魔『ねぇ、美穂ぉ。お菓子作って?』
なっ!さっそく、呼び捨てとか何様よ!
母『美穂っ!お願い?』
お母さん、もう若くないんだから首傾げてニコッってしないでよ!
気持ち悪いだけだよ!!
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