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俺の名前は亜野 悠月。(あの ゆづき)16歳。あだ名はゆっち、ゆっちょ。よく変人と呼ばれるが、決して変態ではない。変人なのだ。今日もいつも通りPCを開き、歌ってみたの動画を見続ける。
そしてふと頭に浮かんだのだ。
「歌い手になってみたいなぁ。」
ただ単に歌いたくなっただけ.....じゃないからな!
でも、歌い手になるにはどうすればいいんだろう。
「こういうときは...」
Yah○○さんに頼るしかないな!
「歌い手になるには」: 検索
歌い手になるにあたって必要なもの
1、録音、編集するためのパソコン
2、音声を録音するためのマイク
3、音声を綺麗に録音するためのオーディオインターフェイス
4、音源を編集・アップロードするソフト
5、音源を編集するときに使うヘッドフォン
6、音源を編集するMIX知識
マイクとオーディオインターフェイス、ソフトとMix知能.....そうだ、歌い手だけでも...
次の日
「アキトぅ!!」
「ひゃあ!?」
俺の親友、琴波章人。(ことは あきと)16歳。あだ名:アキト、あっくん
アヒル口にフサフサな髪。成績優秀で、男にしてはスレンダーな彼。いやぁ、それはもうモテるモテる。バレンタインはとにかくすごい。アキトはとんでもない数のチョコを貰うし、学校中の女子がトチ狂うので、先生に
「バレンタインにもらうチョコの数を3個までにしなさい」と言われるくらい。
「アキト、さっそくお願いがあるんだ。」
「え、やだ。聞きたくない。」←天然毒舌
「お願い!」
「.....そこまで言うなら。」
「ありがとうアキト!」
アキトはすっげぇ毒舌を毎日のように俺に向けてくるが、天然だからであるし、笑顔で毒舌向けられたってそんな悪い気はしないじゃないか!アキトは俺の弟みたいな存在だ。
「で、お願いの事なんだけど。」
「はやくしてよね、僕勉強あるし、大体ゆっちの話はいつも長くて数学の先生みたいなんだよね。でも、僕が聞いてあげないと”ぼっちゆっち”になるからちゃんと聞いてあげるよ。」
「ありがとっww」
「で、何?」
「アキト、歌い手にならないか!?」
「ゆっちょの変人機能発動だね。」
「ぐっ...←図星」
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