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学校携帯禁止だけどな・・・心で呟きながらも注意はしない。
注意したら楓と喧嘩しかねないから・・・。
卵焼きを口に含みながら、楓の白い携帯をじっと眺める。
それから少し視線を逸らした。
「あはは!マジで!?」
そして視界には私の彼氏、高橋隼人の姿。
四か月程前から付き合っている。
私の一方的な片思いだったけど、楓の後押しもあり告白。
返事がOKだったときは嬉しくて泣きそうだったな・・・。
私は少し幸せな気持ちを味わうと、再び視線を戻す。
と、ニヤニヤした顔で私を見る楓と目が合った。
「何見てるのー?」
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