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夕食を摂り、それぞれの時間を過ごした後、2人の時間を過ごす。やがて、キッチンと続きの居間の向こうにある部屋に消えるオレとキミ。
2人で眠るには、少々キツイシングルベッド。キミは、オレの腕枕。その寝顔を見ながら眠るのが、今のオレの至福の時間。
そうして、翌朝、オレは休みの日だというのに、早くに目覚めてしまった。
3日間、早起きだったせいかもしれない。外の天気を見ようと、カーテンを開ける。どうやら昨夜から雨が降り続けていて、まだ止まないらしい。
「おはよう」
「ああ、おはよう」
彼女が起きて、オレは窓から離れた。晴れていれば、彼女と出かけようかと思っていたのに、どうやら今日は1日、家でまったりデートらしい。
まぁ忙しかったから、いっか。
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