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~その頃酒場にて~
尚也「そういえばリリシアちゃん。この前欲しがってた雌火竜の宝玉取ってきたよ」
ポーチをがさがさと漁り、中からエメラルドの塊のような光を放つ玉を取り出した
リリシア「うわ~!本物なんて初めて見ました!あ……でもせっかく尚也さんが苦労して取ってきたのに私何かがタダで頂くなんて……」
遠慮がちなリリシアを見て達也が
達也「気にしなくていいよリリシアちゃん。どうせ俺達必要な物はあらかたあるんだし、リリシアちゃんが喜んでくれるなら俺達も嬉しいし」
そう言ってリリシアの頭をワシワシと撫でた
リリシア「本当に良いんですか?」
尚也「もちろんさ」
達也「当然」
リリシア「あの、ありがとうございます」
リリシアは大切そうに宝玉を抱えて喜んでいた
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