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~またまたその頃茜達は
茜「納得がいきません。酒場に戻ったらあの二人をとっちめてやりますわ」
若奈「確かにレイアとレウスを5頭ずつなんてちょっとありえないよね」
二人はぶつぶつ文句を言いながら酒場に戻って来た時、ちょうどリリシアが男に掴みかかられそうになっている所だった
若奈「あ…!危な………え!?」
若奈が声を掛けようとした時には男は動かなくなった。と、いうよりも動け無くなった
さっきまでジョッキを持ってバカみたいに飲んでいた二人が男達の動けなくしていた
達也はぶつかったと主張するAの腕を捻り地面に抑えつけ、尚也は掴みかかろうとしたBの真横からBの首筋に鬼哭斬破刀を当てていた
茜は咄嗟にライトボウガンを構えようとしていたが多分間に合わなかっただろう
尚也「何リリシアちゃんに文句付けてんだよ💢問題起こしてんのは誰だ?あぁ💢」
達也「てめぇら、この子に手出ししたらどうなっても知らねえぞ?」
達也と尚也の殺気は離れた場所にいる茜と若奈にも恐ろしい程良く分かった
男AとBは酔いが覚めたようでただただ頷くしか出来なかった
達也「新参ごときが俺らの島で好き勝手出来ると思うなよ?分かったらさっさと失せろ」
達也が睨みを利かせると男二人組は顔を真っ青にして酒場から逃げていった
茜「本当、何から何まであり得ませんわ」
若奈「本当。嫌になるね」
さっきまでおぞましいまでの殺気を出していた二人とはうって変わり、バカ騒ぎしていた穏やかな雰囲気に戻ってリリシアと言う子の頭を撫でているのを茜と若奈は遠くからただ見ていた
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