始まりは密林エリア10番

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尚也「なぁ、達也。さっきから全く雨が止まないんだけど……」 背中に「鬼哭斬破刀・真打」を背負い、狩人Tシャツにガブラススーツベルトとスーツフットを装備した太刀ハンターが焚き火の前に座り声をかける。 ちなみにこの装備は本人曰く単なる普段着的な装備だそうだ 達也「知るかそんなもん。俺は天気なんか分からねぇ」 そうぶっきらぼうに言い返してくるのは「炎剣リオレウス」を背負い、S・ソルZ一色に身を包んだ大剣ハンター。 今は二人共武器を降ろし、達也はシルバーの頭装備を外して焚き火の前に座っている。 今二人がいるのは密林エリア10番。二人が渡ってくるや否やいきなりの雨 唯一の移動手段である一本道が無くなり、エリアの奥にある石造りの建物の中で焚き火をしながら雨を止むのを待っていた。 泳げばいいんじゃね?って話もしたけどガノトトスとかいたら危ないしって事で素直に雨宿り中…
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