尾崎こはく

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 人を睨むような目で黒髪。  見覚えは無いな。 「会って2、3秒の奴に教えるつもりはねぇよ」  そう言って俺は刀でその歪な形をした棒を押し返した。 見たことも無い武器だ。  尖った先端は刺されば殺傷力はありそう。  先端と手元以外は円柱の様だが何か仕掛けがある気がする。  そんなことを考えている最中、俺を攻撃してきた男は黒いマントを被った誰かの横に立った。  マントを被ったそいつは目以外を覆っていて、性別も判断出来ない。  身長も男女どちらでも通用しそうだ。
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