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『地球なぁ。お前の志望動機を聞いた時は驚いたが、あれは一端の情報屋にどうにか出来る問題じゃない。諦めて今を見ろ』
「そうもいかないっすよ」
俺は左手で、手提げ程度の小さな荷物袋と1本の刀を持ち、右手でその荷物袋の中を探った。
『そろそろ本題に入るぞ』
「なんすか?」
『お前に仕事だ』
……仕事。
なんだか久しぶりだな。
「了解っす」
俺は荷物袋から黒く薄い、10cm×10cm位の板を取り出した。
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