○ートと神さま。

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「神は死ね。」 ベットの中で俺は小さく呟いた。 高校に行かなくなってから、もう二年以上がすぎている。 働いてもいない。 自分が駄目なのは知っている。 それでも、人がいるところには居たくなかった。 人と一緒に居たくない。 今現在、学校に行く気も働く気もない。 無理だと思っている。 自分が悪いんだろう事は分かっている、誰かのせいではないと分かっている。 だけど、どうしようもない。 漫画家になりたいと思った。 そうすれば、人と関わらずに生きていけると思ったから、 夢ではなく、希望。 ただ、すがりつき手を伸ばす。 絵を描くのが好きな訳ではなく、毎日少し練習しては、気分転換に漫画を読みゲームし気付けば1日が終わる。 意味のない日々を繰り返す。 悪いのは自分だって分かっているさ。 それでも、自分を抑えられず、だれかではなく仮想の罪の無いモノに八つ当たりをする。 「神は死ね。」 あー、なんだか腹の中が気持ち悪い。 「神は死ね。」
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