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「!…んっ!?」
葵が俺を呼び顔をあげると目の前に葵の顔
俺と葵の唇が重なってる
軽い口付けだった
「まも…んっ…ぅ…」
そしてもう一度唇が重なる今度は深くなり舌を絡めとられた
重症な癖に力がある、だから離そうとしてもできなくてそれどころか更に深くなり強く抱き締められてそんなことできなくなった
「ふ…ぅ…っはぁ…」
そして漸く離れた時にはもう力は抜けていて頭が真っ白になった
「葵…っ…」
顔が熱い
「浩輔、大丈夫だよ」
「葵…?」
「こんな可愛いお前を残すわけないじゃん」
「……!」
葵はそう言って笑っていた
「浩輔…おれも……すき…だよ…」
「まもる…葵!!」
葵はその後意識を失った
それからずっと意識不明の状態だった
いまも眠ったままになってる
母は何故かそのまま息を引き取り、俺は父親が借りたマンションで一人暮らし、バイトしながら高校に通った
あいつのそばにいながら
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