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「こ……すけ…」
振り返ったそこは闇だったその中で倒れている葵
自分の目を疑った
駆け寄った
「まもる…?葵!!葵!」
葵に向かって叫んでいた
いつの間にか俺の目になにかがたまっていた
それは葵の頬に落ちた
「まもる…っ…ごめん…俺のせいだ」
謝ったところで答えてくれない
ただただ涙を流した
「こうすけ…泣くな」
「!?まもる!」
葵の冷たくなっている手が俺の頬にそっと触れた
俺はその手を取り、自分の頬に寄せた
「俺は大丈夫だ」
「葵…死ぬなっ死なないでくれ!俺だってお前のこと好きだ!お前がいないのは嫌だ!」
「浩輔…」
「嫌だ…葵…俺は…」
「浩輔」
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