【打ち切りのお知らせ】

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長い言い訳と決意を書きます。読む必要は無いと思います。私が書き留めておくべきだと思っているだけです。 先週、教員採用試験を受けてきました。手応えは皆無です。勉強していなかったので当然です。私は愚かでした。 この小説を書き始めたのは大学2年の春、ガラケーでなにかのラノベのお試し版を読み、その軽快な文章がいいなあと思って気まぐれに始めてみたのでした。 今は削除してしまいましたが、当時私は重苦しい恋愛ものを2つ書いたりやめたりしていました。なんか軽いもので文章の練習をしようと思い立ち、学園ものに決めたんです。 最初は読者も少なかったけど宣伝するうちにだんだんと栞が増え、感想やスターひとつひとつにドキドキしました。 この頃は国語の教員になろうという意欲があってリアルの方も頑張っていました。 毎日エブリスタで書いていた日記もジョークばかりの明るいものでした。 作品が書籍化最終候補にもなって「私って才能があるんだ」と思いこみました。 大学で受けていた道徳の授業が何故か嫌いすぎて(これは教員免許を取りたい人は必修科目でした)、 どうしても教員は嫌だと思い始めました。この頃辛いことがあったわけでもないし、先生だっていい人で、授業も楽しかったのにどうしてあんなに道徳が嫌いだったのかな。 今でも分かりません。 でも「先生になるのやめよう」と決めたらもう下り坂。なんにもやらなくなって、漫然と時間を過ごし、気づいたら就活をしなければならない4年生になっていました。 就活のセミナーとか行ってみてもやりたいことなど無いです。できることも無い。私なんか誰からも必要とされてませんでした。 でしたじゃなくて「されてません」なんですけどね(笑) 教育実習に行きました。私を担当してくださった先生がとてもいい人で、担当クラスの生徒たちも本当にあたたかかった。 勉強不足だからたくさん失敗してしまいましたが、普段の内向的性格からは考えられないくらい狂ったように積極的に行動し、最終日に号泣し、色紙をもらって帰ってきました。 先生になろうと思いました。勉強しました。試験に行きました。テストは全然分かりませんでした。
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