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プップップーとクラクションが鳴り響いた。
その瞬間「ドーン。」とおるは大型トラックに跳ねられた。
「あれここは?確か・・・ダメだ思い出せない!。」
「とおる、とおる・・・・・。」
必死に何度も何度もとおるの名前をお母さんが呼んでいる。
「ピッピッピッピッピッピッピピピピピピピーーーーーーーーーーーーーーー。」・・・あたりが静まり返った。
「残念ですがとおるくんは・・・,。」
「そうか。僕は交通事故にあって死んじゃったんだ。」
お母さんが泣く声と蝉の鳴く音だけしか聞こえてこない。…
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