第一章 雪の日は貴女を思い出す

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申し遅れました、私は高崎恋華(たかさきれな)。秋ノ宮学園高等部第二学年で生徒会長を勤めさせていただいております。秋宮は受験とか無いから楽!愛恋はあの人が残してくれた大事な宝物… 「恋華、あのね…26日、愛華のお墓参り行こうと思うの」 「いいよ。後、4日で命日だね。でも、お祝いもしてあげなきゃ。だって、誕生日でしょ」 「ありがとう、恋華。一番辛いのは恋華なのよね…。本当にごめんなさいね…」 「何であやまんの?もういいよ。これがお姉ちゃんの決めた事なんだから。学校行ってくる」
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