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「と、とりあえずお前服着ろっ!俺、リビングおるから。」
「う、うん、そだね!」
下に落ちていた衣服を掴み取り、寝室を出る。
―パタン
「うわっ!……なんや、扉が閉まった音やん。アホやん俺。」
千晃の前では結構冷静に振る舞ってたつもりやけど、正直気が動転してん。
やって、千晃やで?
7年も年月を共にしてきた仲間や、いや、もはや戦友や。
何度も言うけど、もう男女の境界線越えてんねん。
昨日まで女に見えへんかったやん。
なのになんか……、目の前の千晃がいつもよりめっちゃ綺麗に見えんねん。
「………あぁぁあ、もうっ!なんやねん!」
「うわっ、急に大きな声出さないでよ!」
「う、うわっ!……あぁ、ごめん。」
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