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~帝~
本日の訓練は終了した
帝「では、明日から各自好きなように訓練しろ」
脇「へ?何でです?」
帝「自主的に、自分のために努力することが大切なのだ!集まって訓練するというのは半ば強制、それでは自分で努力しているとは言えない!」
ユイ「で、でもミラーボールとかの訓練は先輩が居ないと出来ないよ!?」
うむ
帝「別に協力しあってはいけないとは言ってない、互いに魔法を打ち合うだけで代わりにはなるはずだ、あとは自分の考えでどのように自分を鍛えるかを決めろ、その為のヒントは与えた」
ミカ「……思考力を鍛えることも大切、というわけですね?わかりました、自分たちで頑張ります」
よろしい!!
そして、俺たちは寮へと帰る
そこでバッタリ縁と二号……いや、見習いに出会った
帝「ふむ、見習いは何か小汚ないな」
結「はい…僕も制服で出れば良かったと後悔してます…」
一方の縁はいつもと変わらない
ネア「終君!今日は何してたの?」
縁「えーと…ゲキマズ草の採取で二回死んで、帝のおかげで彼がperfectに感染して、ご飯を食べに行ったら僕の皿だけひっくり返されて待ち時間が長くなって…チンピラに絡まれること八回、子馬くらいの犬に追いかけられるの一回………うん、色々あったよ」
成る程
帝「俺は見習いが不憫に思えてきたな…」
ネア「ふぇー!楽しかったみたいで良かったよ!!」
ネア?確かに縁は笑顔だが………うむ、何も言うまい
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