14052人が本棚に入れています
本棚に追加
/359ページ
次のフロアは火山
マグマが川のように流れている灼熱のフロアだ
精霊の服と鏡の身体強化で熱調整と熱反射を行い、俺は影響を受けずにいたが
縁は熱い熱いと言いながら燃えていた
ふむ、皇隷に頼んで用意してもらったが、この熱で燃えないロープ………perfectだ
むしろ縁が燃えているのに火もついていないロープ
不思議だ
とりあえず縁がうるさいのでミラーボールの中に入れて熱を遮断、ハムスターの回し車のように中からボールを転がして進ませた
ロープの部分だけ回すごとにミラーボールを透過してやらなければならなかったので、俺の魔法コントロールが上がった
このフロアにはマグマで出来たゴーレムや熱に強いドラゴンがいたが、ロープを振り回してミラーボールをぶつけてやり、反射で遠くに飛んでいった
中で縁が目を回していたが…………大丈夫、縁はこれくらいでへこたれるような男ではない
俺はそのままロープを引っ張り、ミラーボールを引き摺りながらフロアを攻略して、次に向かった
下り坂でミラーボールで玉乗りしながら進むととても速かったが………何分止まれないのでドアを破壊してしまった
うむ、華麗に飛び降りたが次はミラーボールを消そう
縁はロープを引っ張ればぶつからないしな
よし!失敗に学ぶ!!perfectだ!
最初のコメントを投稿しよう!