つまり、山登り

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次のフロアは火山 マグマが川のように流れている灼熱のフロアだ 精霊の服と鏡の身体強化で熱調整と熱反射を行い、俺は影響を受けずにいたが 縁は熱い熱いと言いながら燃えていた ふむ、皇隷に頼んで用意してもらったが、この熱で燃えないロープ………perfectだ むしろ縁が燃えているのに火もついていないロープ 不思議だ とりあえず縁がうるさいのでミラーボールの中に入れて熱を遮断、ハムスターの回し車のように中からボールを転がして進ませた ロープの部分だけ回すごとにミラーボールを透過してやらなければならなかったので、俺の魔法コントロールが上がった このフロアにはマグマで出来たゴーレムや熱に強いドラゴンがいたが、ロープを振り回してミラーボールをぶつけてやり、反射で遠くに飛んでいった 中で縁が目を回していたが…………大丈夫、縁はこれくらいでへこたれるような男ではない 俺はそのままロープを引っ張り、ミラーボールを引き摺りながらフロアを攻略して、次に向かった 下り坂でミラーボールで玉乗りしながら進むととても速かったが………何分止まれないのでドアを破壊してしまった うむ、華麗に飛び降りたが次はミラーボールを消そう 縁はロープを引っ張ればぶつからないしな よし!失敗に学ぶ!!perfectだ!
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