つまり、山登り

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縁「いたた……次は何?」 帝「次は……多分氷の世界だな」 また真逆なフロアがきたものだ 縁「あれだけ酷い目にあってもまだ今日は死んでないし………先に行くのが怖いよ」 帝「安心しろ、ミラーボールに入れてやる」 氷像になる前に縁をミラーボールで包み、俺は玉乗りしながら進む ツルツル滑って速い速い 帝「ハッハッハッ!!楽しいなぁ縁!」 縁「あぶっ!へぶっ!ぎゃんっ!!」 うむ、この速度に縁が対応できるはずないか だが進むミラーボールに、アイスウルフ等のモンスターが弾き飛ばされていくので楽だな ボスは雪女……というより氷の女王だったが、迫るミラーボールに慌てて逃げていった そのままドアを吹き飛ばし、坂道を下ってまたドアを壊して次のフロアをミラーボールが爆走中 帝「玉乗りもperfectだ!」 方向転換しながらモンスターを弾き飛ばすが……ここは何のフロアだ? 鉄の床に壁 うーむ…… 縁「ぎゃあ!!なんか、バチっとした!つか、吐く!帝!そろそろ吐く!三半規管も最弱なんだよ!」 帝「吐けばいいだろう?中で吐瀉物まみれになりたいならな」 成る程、電気フロアか ミラーボールで弾いているのに静電気を起こすとは、縁の不幸もperfectだな 縁「一言!!一言吐くなって言って!」 帝「吐くな」 吐いたらミラーボールごと彼方に放り投げてやる
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