つまり、山登り

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帝「直ぐには無理だ!!」 迫るブレスを鏡の身体強化を施して殴って返す 縁「なんでさぁ!」 帝「皇隷の実験で出来たロープだから俺にもよくわからないんだ!とりあえず何をしても切れないから縁と繋ぐのにちょうどよかった!そして結んだのは皇隷でほどくには五百通りの手順を要する!」 縁「馬鹿じゃないの!?」 帝「お前のことを思っての措置だったが…………………………………よし、次からお前に気を使うのはやめる」 縁「うぇぇっ!?ありがとう!!嬉しいよ!僕なんかのために!だからごめんなさい見捨てないで!!帝に拒否されたら流石に死ぬ!!」 攻撃を避けつつ、殴る蹴る 時々縁のロープを引っ張り攻撃から逃がしてやり、確実に一匹ずつ倒していく 帝「だろうな!perfectに認識していてやるから我慢しろ!」 縁「僕は帝の重りです!!」 よろしい!! 縁を脇に抱えて、鏡を台にして反射で宙に跳ぶ 帝「さぁ俺を見ろ!」 ルイスを含めた全員が俺に注目した瞬間、フラッシュの魔法で目を一時潰す 帝「伸びろ黒天!!」 着地と同時に縁を落とし、黒天をコロシアムいっぱいに伸す 帝「安心しろ!峰打ちだ!ふんっ!!」 光の身体強化で真横一文字に腕を振る 伸びた黒天はモンスター達を巻き込み、重さの抵抗を感じながら全てを壁まで打ち抜いた 帝「うむ、今度フルスイングの練習をしよう」 もっと速さがあれば、ルイスに避けられるなんてことはなかったはずだ
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