14070人が本棚に入れています
本棚に追加
縁「ゲホッ!!ゴホッゴホッ!!気管に入った!」
うむ、通常運転で何よりだ
縁は放置でいいだろう、白いのチームを観察しよう
帝「ふむ…主に白いのが倒し、あとは補助かついていくだけ……この一週間何をしていたんだ?」
ルイス「ランスをめぐる醜い争いをしてたぞ、一応帝の管理も全帝の仕事だから監視してた、ランスには帝としての自覚が足りないからな」
正しい判断だ
言わせてもらえば即座に解任するのがベストだ
「うーん……流石に雑魚ばかりじゃダメだね」
ルイス「いや、別に倒さなくていいんで」
帝「この位置に落とし穴はどうだ?それからここに蜂の巣を設置するのだ」
マイスターはタッチパネルのようなものを操作して、罠を設置した
進む白いのチーム、モンスターを引かせたので、警戒しながらも安全な道を歩く
暫くすると気が緩み始めたのか、雑談が始まり、女二人が白いのと腕を組み、白いのは歩き難いと言いつつそのままにさせている
マイスターもルイスも飽きれ顔、縁はニコニコ見ていた
そして落とし穴に差し掛かった
帝「今だ」
『ねぇランっきゃぁぁっ!!』
『うわっ!!っ!頑張って!皆も手伝ってくれ!』
白いのと腕を組んでいた女を落とし穴にかけ、引きずり込まれそうだった白いのは武器を放り投げて体勢を直し、両手で女を掴んでいる
他のメンバーも慌てて女を引き上げるのを手伝った
「君、凄いね」
帝「perfectだ」
ホッと一息ついている彼らのすぐそばで、大量の羽音が不気味に鳴っていた
最初のコメントを投稿しよう!